半身浴、全身浴にシャワー浴。実際の効果はどの程度違う?

みぞおちあたりまでお湯に浸かる「半身浴」と肩まで浸かる「全身浴」、どちらも身体を温める効果がある方法として知られていますが、実際、2つの方法にはどのような違いがあるのでしょうか? またその効果はシャワー浴とはどう違うのでしょうか。東京ガス都市生活研究所の実験結果をご紹介します。

シャワー浴vs全身浴! 身体を温める効果が高いのは・・・?

出典:東京ガス都市生活研究所「快適バスライフのすすめ」
肩までお湯に浸かる「全身浴」は、お湯に浸かる面積が大きいため、温熱作用、水圧作用、浮力作用を大きく受けます。

そのため、同じ温度と時間で入浴した場合、半身浴やシャワー浴よりも温熱効果が高く、短時間で身体を温めることができます。疲労緩和などにも効果的です。また「全身浴」は肩まで温めるため、肩こりも和らぐというデータもあります。

上のグラフは「全身浴」と「シャワー浴」で、環境温度の影響を受けにくい身体の深部の温度である耳内の上昇温度を比較したものです。

同じ温度・時間で「全身浴」と「シャワー浴」を行った場合、やはり全身浴の方が温度上昇が大きいことがわかりますね。

全身浴と半身浴で身体を温める効果を比較!

出典:東京ガス都市生活研究所「快適バスライフのすすめ」
では「半身浴」では温める効果は弱いのでしょうか?

ぬるめのお湯で「半身浴」を行った場合、入浴時間を長めにすることで、全身浴と同じくらい身体を温める効果がある可能性があることがわかっています。上のグラフは40℃のお湯で10分全身浴した場合と、38℃のお湯で20分「半身浴」した場合を比較したものです。

「半身浴」の場合でも全身浴と同じくらい身体を温める効果があることがわかりますね。

半身浴ならではのメリットとは?

入浴による心拍数の変化のグラフ
出典:東京ガス都市生活研究所「快適バスライフのすすめ」
ぬるめの38℃の半身浴は温熱作用が穏やかなため、副交感神経が優位になります。上のグラフは「全身浴」と「半身浴」の心拍数を比較したものです。

40℃の「全身浴」と38℃の「半身浴」を比較した結果、半身浴は入浴中の心拍数が下がっています。これは、全身浴よりもぬるめの「半身浴」の方がリラックスしていることを示しています。

シャワー浴ならではのメリットとは?

入浴前後の収縮期血圧の変化のグラフ
出典:東京ガス都市生活研究所「快適バスライフのすすめ」
シャワーは浴槽にお湯をはる必要がない手軽な入浴法ですね。どんな効果があるのでしょうか?

「シャワー浴」には交感神経を刺激し、朝の目覚めを助けてくれる効果があることがわかっています。

人間の身体には、日中には交感神経が働いて活動的になり、夜には副交感神経が働いて身体を休めるという仕組みがあります。朝、起きても目覚めが悪く、やる気が出ない・・・という方はこの交感神経のスイッチが入りにくくなっているのかもしれません。

朝、熱めのお湯で「シャワー浴」をすることで、シャワーの水流やお湯の温熱作用で交感神経の働きが活発になり、血圧を上昇させ、目覚めを助けてくれます。

上のグラフは同じ温度・時間での「シャワー浴」と「全身浴」の血圧の変化を調べたものです。「シャワー浴」は血圧を上げる効果が高いことがわかります。

朝の目覚めや気分転換したいときにもおすすめですよ。

おわりに

意外と知らない半身浴や全身浴の効果を調査からご紹介しました。 「東京ガス ウチコト」の記事では、さらに半身浴や全身浴の正しい入り方もご紹介しています。ぜひご覧ください。

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